柳田研究室では,バーチャルリアリティ (VR) 技術を中心として,五感を利用した人間の感覚提示技術に関する研究を行っています.
狭い意味でのVRは,コンピュータグラフィックス (CG) 応用技術のように思われがちですが,現在のVR技術は,はるかに広い範囲に及んでいます.人間のあらゆる感覚を利用しつつ,現実空間と情報空間をシームレスに融合することにより,人間の能力を拡張し,活力にあふれ快適で安心な世界をもたらすことを目指しています.
私たちの研究室も,このような考え方に基づき,各種感覚提示技術の研究開発を行っています.現在,特に視覚関連,触覚関連,嗅覚関連分野を中心に活動しています.
下記のテーマ例は,柳田が本学赴任以前に手がけていたものを含みます. (順次追加していきます.)
VRの分野では視覚・聴覚,次に力・触覚の順に感覚提示技術が発達してきましたが,さらなる臨場感を求めて嗅覚提示技術の研究開発が開始されています.私たちの研究室は,映像メディアなどとの親和性を考え,場面に応じた香りの瞬時切り替えを非装着で実現することを目指して,研究開発を進めています.
香りプロジェクタを使った香り場生成 | |
香りプロジェクタの提案 |