オペレータの運動の計測は、テレイグジスタンス作業用マスタシステム [1]に よって行う。この装置は、頭部運動(並進3自由度、回転3自由度)、 上肢運動(7自由度)、ハンド開閉(1自由度)、および ジョイスティック(3自由度)の計17自由度の情報を計測可能である。 これらの情報はロータリーエンコーダおよびポテンショメータによって計測され、 カウンタボードおよびA/D変換ボードを通して計測用計算機(NEC製PC-9801)に 読み込まれる。本計測システムでは、市販されている3次元位置計測デバイス (磁気センサ)などと比べて、非常に高速に計測を行うことができる (サイクルタイム )。